哀愁と切なさと鉄仮面

雑記ブログ。旅行好きの大学生のブログです。

だからあなたも生きぬいて。

みんな生きていると何かしら嫌なことに遭遇する。

人間関係の悩み、仕事の失敗、知人や家族の死、、、

 

周りに助けてくれる人が1人もいない状況になることもある。

ああもう死ぬしかないと思うようなことが起きることもある。

 

でも、本当に死ぬしかないのか?と思いとどまってほしい。

 

「だから、あなたも生きぬいて」という本がある。

手に入れづらい本だが、本当に読む価値がある本だ。

この本には作者大平光代さんの人生がつづられている。

 

壮絶ないじめを受け割腹自殺。

非行に走り暴力団の妻になる。

 

友人から裏切られ、親も助けてくれない。

頼れる人もいない。

そんな状況が拍車をかけて事態を悪化させていく。

 

だれか助けてほしいと願う一方で、

挫折、諦めの連続。

そんな状況で希望を持つのは難しいし

1人で立ち直るのは難しい。

 

そんな大平さんの人生を変えたのは、知人との偶然の出会いだった。

初めは信頼できなかったが、徐々に「この人は本当に自分のことを助けようとしているんだ」と気付くようになる。

 

そして、中卒でありながら最難関と言われる司法試験に合格し弁護士になる。

 

こういう話を聞くと「自頭が良かっただけでしょ」とか言う人がいるかもしれない。

この大平さんは元々勉強の出来はあまり良くなかったそうだ。

 

まあそんな事実は置いといて、

どんな状況でも努力次第で成功できることを

この本は教えてくれる。

この大平さんよりひどい状況じゃないから

頑張れという意味では決してない。

何事も捉え方次第で、努力できない理由ばかり探していても状況は変えられないのだ。

 

私も今までは自分が努力できない人間だと思っていた。

「学校でビリの成績の人が名門大学に合格!」と聞くと、

自頭がいいんでしょ?

その高校が偏差値高いところだからでしょ?

とか思っていた。

 

学ぶべきは、目標達成の為の態度であったことに気付いた。

自分で分からなきゃ人に頼る。

プライドを捨ててありのままの自分を受け止める。

正しく分析する。

そういうことが重要なのだ。

 

なんでも人や物事のせいにしてはいけない。

 

いじめのように、自分は悪くないのに起こる出来事もある。

こんな時も自分の行動次第で状況は変わる。

 

今、死ぬしかないと思うような状況に陥っている人はもう一度思い直してほしい。

本当に問題を解決する方法はないか、助けてくれる人はいないか。

プライドや諦めのフィルターで、「だれも救ってくれない。」という判断になっていないか。

 

もしどうすることもできないと思うなら、この「だから、あなたも生きぬいて」という本を読んでほしい。

 

この本との偶然の出会いが、人生を変えてくれるかもしれない。