メタルと演歌
お題「これって私だけ?」
常日頃思っていることがある。
演歌はメタルだ。
多くの人は理解できないかもしれない。
一般的に、
演歌といえば、どこか懐かしさを感じさせる渋い曲調のイメージ。
一方メタルといえば、ギターギャーン!ハイトーンボイスワー!メロイックサイン!!!といったイメージではないだろうか。
どちらも聞き馴染みのない人はこのように思うかもしれない。
だが、演歌には自然の表現に混じって激情が込められている。
そして多くの演歌は悲しみや切なさがテーマだったりする。
たまに演歌にギターが使われている。
代表的なのは天城越え。
イントロのギターの音色はまさしくメタル。
もの悲しげでありながらどこか激情を秘めている感じ。
まさにメタルである。
一方でメタルについてであるが、悲しみや怒りをテーマにした曲が多い。
メタルには哀愁が込められている。
そしてギターの音はどこか泣き声のように聞こえる。
負の感情がテーマであること、哀愁漂う音色を奏でていること、これが演歌はメタルと思った所以である。
演歌やメタルを聞くとき、ぜひ哀愁と切なさを感じて欲しい。