美術館とカフェ
美術館というと知識がないと行ってはいけないような
少し敷居の高いイメージを持つ人が多いのではないだろうか。
確かに知識があればあるほど楽しめるのが美術館だ。
その一方で、美術館にはゆったりとした時間の提供という魅力もある。
美術館の敷地内にはたいていレストランやカフェが併設されているのだが、
私の経験上いい美術館の近くにはいいカフェがある。
展示室内だけでなく
敷地内のカフェでもゆっくり過ごすのはちょっとした贅沢ではないかと思う。
そんなちょっとした贅沢を提供してくれる美術館について紹介していく。
まず、美術館の敷地内に庭園があるところだ。
庭園があるとそれを活かしたカフェが併設されやすい。
施設によっては入館料を払わないと入れないカフェもあるが、
そうでないところは展示を観ずにカフェでゆっくり過ごすというのも
乙である。
次にチェックするのは美術館の展示の注目度だ。
ある程度有名な作品を展示できるところは
学芸員さんも気合が入っていていい展示が多い。
いい展示ができる美術館はいいカフェを引き寄せるので、
企画展のチェックをしてちょい贅沢スポットを探すのもいいかもしれない。
ただ、有名度の高いところは人がごった返す可能性もあるので
気をつけた方がいい。
上記に当てはまる美術館の代表として
豊田市美術館や国立新美術館、
博物館では京都国立博物館などが挙げられる。
一方でこれに当てはまらなくても、素敵な展示とカフェがある美術館もある。
東京大学の近くにある弥生美術館・竹久夢二美術館である。
実際に行った時東大生に道を聞いたら知らないと言われたくらい
小さな美術館だが、展示もカフェも可愛くて行く価値のある美術館だ。
展示は大正時代の挿絵などで、レトロテイストが好きな方は楽しいものになっている。
カフェは展示をモチーフとした飲み物がおすすめで
写真映えするし美味しい。
ちょっと贅沢な時間を過ごしたい時に訪れてみてはいかがだろうか。
